株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドのニコンZマウント対応で、でアポクロマート設計の大口径マニュアルフォーカスマクロレンズ「MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical」を本日(10月14日)発表いたしました。発売は2022年11月を予定、メーカー希望小売価格は税込13万7,500円となります。
ニコンZマウントを採用するフルサイズ対応の「MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical」
MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalは、フルサイズのイメージサークルをカバーする大口径マニュアルフォーカスマクロレンズ。光学設計は、光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなく ゼロに近づけるアポクロマート設計を採用するとともに、ニコンZシステムカメラのイメージセンサーに最適化されていると言います。さらに電子接点を搭載しExif情報、ボディ内手ブレ補正(3軸)に加え、3種類のピント合わせサポート機能(フォーカスポイント枠色変化によるによるピント合わせ、ピーキング機能によるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせ)に対応してるとのこと。
レンズ構成は8群10枚で、うち両面非球面レンズ1枚、異常部分分散ガラス6枚を採用。クロレンズとしては大口径の開放F値により大きなボケが得られることに加え、絞り開放からシャープな結像性能を誇り、フローティング機構の採用により最短撮影距離0.31m(撮影倍率:1/2倍)を実現しています。
とても魅力的なマクロレンズが登場しました。65mmと言う焦点距離は一見中途半端に思えますが、被写体との距離が適度にとりやすいため、ネイチャーやポートレートなど広く活躍しそうです。他のマウントにも対応してほしいところです。
アポクロマート設計を採用する「MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical」
付属するフードを装着した状態
<MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 主な特長>
■色収差を排除したアポクロマート設計
■ニコンZマウント専用設計
■フルサイズ対応のイメージサークル
■電子接点によるボディとの情報通信
■高い剛性感と耐久性を誇る総金属製鏡筒
■確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
■フローティング機構の採用
■最大撮影倍率1:2 最短撮影距離0.31m
<MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical レンズ構成図&MTF>
<MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 仕様表>
MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical | |
焦点距離 | 65mm |
口径比 | 1:2 |
最小絞り | F22 |
レンズ構成 | 8群10枚 |
画角 | 38.0° |
絞り羽根枚数 | 10枚 |
最短撮影距離 | 0.31m |
最大撮影倍率 | 1:2 |
対応マウント | ニコンZ |
フィルターサイズ | φ67mm |
最大径×長さ | φ78.0mm×88.8mm |
質量 | 618g(レンズ本体) |
株式会社コシナ
https://www.cosina.co.jp/
*情報は取材時のものです。購入される際は事前にご確認をお願いいたします。