ニッシンジャパン／マグネット連結式のモノブロックストロボ「MG-X」を発売！

2022年12月14日 2022年12月13日

ホトグラ。編集部

ニッシンジャパン株式会社は、「NAS（ニッシンエアシステム）」受信機能を内蔵し、高耐熱クオーツ管を搭載する同社初のモノブロックストロボ「MG-X」を2022年12月23日（金）に発売すると発表しました。単品での価格は税込5万2,514円となります。

同社初となるモノブロックストロボ「MG-X」。本体下部に三脚穴を装備

MG-Xは発光部に高耐熱クオーツ管を採用するマシンガンストロボ。フルパワーでの連続発光にも耐える仕様としており、シャッタータイミングを逃すことなく撮影に集中できると言います。軽量コンパクトでスリムな薄型ボディを採用しており、マグネットにより複数台の MG-X を連結し1台のストロボのように操ることも可能。屋外での日中シンクロでは、複数台をひとつのパワフルな光源としたり、屋内では個別の光源に分けて多灯で使用するなど自由に組み合わせて使用できます。

発光部の両サイドに配置された白色LEDモデリングライトを、NASコマンダーからの遠隔操作（Air10s/MG80Proのコマンダー機能）により ON/OFFが可能。さらにNAS コマンダーによる遠隔操作で、TTL、M（マニュアル）、マルチ発光を可能としています。加えて、ニコンやキヤノンの光ワイヤレスTTLにも対応するとしています。市販の保護回路付きリチウムイオン電池 14500 タイプ使用時に、最高の性能が発揮できるよう設計されており、フル発光時約1.5秒の最速チャージ、約360回の発光回数を実現。その他、単3形ニッケル水素電池、単3形アルカリ乾電池も使用が可能です。

パワフルで使いやすそうなモノブロックストロボがニッシンジャパンより発表されました。比較的手に入れやそうなプライスも含め、ストロボ撮影を楽しむ写真愛好家の注目を集めそうな気配です。

「MG-X」製品サイト

https://www.nissin-japan.com/product/mgx/

ストロボ背面から見た様子

発光部とプロテクター

市販S型ブラケットに2台連結して装着した様子

バッテリーは保護回路付き3.7Vリチウムイオン電池14500型を推奨。ニッケル水素電池、アルカリ乾電池も使用可能

＜MG-X 製品仕様＞
最大出力：82.7Ws
電源(別売)：使用推奨電池／保護回路付き3.7Vリチウムイオン電池14500型4本、その他の使用できる電池／ニッケル水素電池またはアルカリ乾電池単3形4 本
発光間隔：約0.1~1.5秒（リチウムイオン電池）
発光回数：約360回（リチウムイオン電池）
色温度：約5,600K（プロテクター装着時）
発光モード：NAS:TTL（HSS対応）/M（HSS対応）/マルチ発光SD/SF/光学式ワイヤレスTTL（ニコン、キヤノン）
ストロボ調光補正：-2.0〜+2.0 1/3EV ステップ
モデリングライト：白色LED。発光部両サイドに配置
ワイヤレス仕様：2.4GHz帯 ISMバンド電波式ワイヤレス TTL（NAS）
チャンネル：8チャンネル
発光グループ：8グループ（A/B/C/D/A’/B’/C’/D’）
NASオープンモード：対応
ファームアップ端子：ファームウェアアップデート専用端子（USB TypeC）搭載により可能
付属品：ソフトポーチ、プロテクター
大きさ：約25（H）x70（W）x196（D）mm
質量：約350g（電池除く）