株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology (Venus Optics)社のレンズブランド「LAOWA」の新モデル、マイクロフォーサーズ用「LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO」、APS-C ミラーレス用「LAOWA Argus 25mm F0.95 CF APO」、フルフレーム対応の2倍マクロレンズ「LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO」を1月20日（金）に発売すると本日発表いたしました。メーカー希望小売価格はオープン、市場予想価格は、LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO税込8万6,000円前後、LAOWA Argus 25mm F0.95 CF APO税込10万円前後、LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO税込9万6,000円前後となります。
左よりマイクロフォーサーズ用「LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO」、APS-C ミラーレス用「LAOWA Argus 25mm F0.95 CF APO」、フルフレーム対応2倍マクロレンズ「LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO」
「LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO」
LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APOはマイクロフォーサーズ用の単焦点MFレンズ。APO設計採用により、色収差を補正したクリアな画像が得られるとともに、開放F0.95によりやわらかなボケ味を提供すると言います。さらに、インナーフォーカス機構によりブリージングを最小限に抑えるので、動画撮影にも適したレンズとなっています。
＜LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO 製品特長＞
■印象的なハイスピードレンズ
開放絞り F0.95 という非常に浅い被写界深度により、驚くほど被写体を際立たせた印象的な写真が撮影可能。ポートレート撮影、低照度下での撮影や天体 写真まで対応。
■なめらかで美しい夢のようなボケ味
ピントの合った部分はシャープに保ちながら、ピントの合っていない部分については美しいボケ味をが楽しめる。9枚の絞り羽根によって得られるボケ味は、ポートレート撮影に最適。
■幅広い撮影用途
人間の視覚に近い自然な 61.9°という画角を特徴とする MFTセンサーの18mmの焦点距離は、ルサイズ換算で約35mmに相当。このセミワイドの焦点距離は、ポートレート撮影や風景写真、スナップ撮影など非常に幅広く活躍。
■色収差を抑制するAPO設計
2枚のEDレンズと4枚の高屈折率レンズを含む8群14枚のレンズ構成を採用。APO 設計により、ピントが合っている部分とボケの部分の両方で、画面全体の色収差を抑制。また、絞り全域でパープルフリンジやゴーストを最小限に抑制し、コントラストが高く明瞭な表現を実現。
■被写体に寄る
20cmの最短撮影距離により、被写体を細部まで精細に写しながらも背景 をやわらかくぼかした、印象的な写真が撮影可能。
■クリック/クリックレス切替え可能
クリックレス切替え機能を採用。スイッチを操作することで、絞りリングのクリックの有無が切替え可能に。使用用途に合わせてクリックの有無を選択できるため、動画撮影時にはクリックを無くすことによりスムーズな絞りの変更が可能。
■設計構造
LAOWA Argusシリーズの本レンズは、インナーフォーカス機構を採用。フォーカスレンズは内部で動きレンズ全長が伸縮しないため、被写体とのワーキングディスタンスを維持することができる。また、ブリージングを抑制し、ピント位置を変更する際にも自然な描写で撮影が可能。
「LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO」作例
＜LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO レンズ構成＆MTF＞
＜LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO 仕様表＞
| 焦点距離 | 18mm |
| レンズ構成 | 8群14枚（EDレンズ2枚含む） |
| 対応撮像画面サイズ | マイクロフォーサーズ |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| 最小絞り値 | F11 |
| 最短撮影距離 | 0.2m |
| 最大撮影倍率 | 0.15倍 |
| フィルターサイズ | φ62mm |
| 最大径×長さ | φ80×83mm |
| 質量 | 500g |
| 対応マウント | マイクロフォーサーズ |
