有楽町の「ダイヤモンドカメラ」では、珍しいPRACTOS社の光学式露出計が入荷しています。お店で聞いたところ使い方も独特。まず、小さなスコープのような形状の本体先端にある対物レンズを被写体に向け、反対側にあるアイピースを覗きます。次に本体中央付近にあるリングでファインダー(?)内に表示される数値が暗く見えなくなる直前まで回します。その数値と鏡筒に書かれた換算表をもとに露出を割り出していく、というものだそうです。光学式露出計は年代的には第二次世界大戦以前につくられたものが多いとのこと。写真の個体も「Made in Germany」の表記があることから戦前につくられたもののようでした。肝心の露出精度は参考レベルにも及ばないとのことですが、クラシックカメラマニアなら一つ持っておくと話題なることもありそうです。
ダイヤモンドカメラ
東京都台千代田区有楽町1-7-1
TEL:03-3287-2866
http://shop.diamondcamera.net
*情報は取材時のものです。取材後売り切れている場合もありますので、お店を訪問する際は事前にご確認をお願いいたします。