クラシックカメラから最新デジタルカメラまで大集合! 上野クラシックカメラ博速攻リポート。
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昨日(11月16日)から、松坂屋上野店6階催事場で、写真機振興会主催「第2回上野クラシックカメラ博」が開催されています。同会主催のカメラ博としては、本年5月開催の「池袋クラシックカメラ博」に続くものとなります。出店は同会に加盟するカメラショップなど12店舗。会場内に所狭しとブースを構えました。

会場入口の様子。「第2回上野クラシックカメラ博」は松坂屋上野店6階催事場にて11月22日(火)までの開催となります。入場無料。

初日オープン時の様子は、カメラ愛好家100人ほどがデパート開店前から入口に列をつくり、定刻午前10時よりも15分早い9時45分に会場オープン。目当てのカメラやレンズを探してブースを目指す姿が数多く見られました。ちなみにも最も早い人で前日の夜から並んでいたそうです。出店するいくつかのショップにオープン時の様子を聞いたところ、市場でのフィルムの値上がりとは関係なく、フィルムカメラがコンスタントに売れているとのこと。外国人バイヤーの数は思った以上に少なく、代わって日本人バイヤーがいつも以上に多いとのことでした。

この即売会では、11月19日(土)と20日(日)には通常の販売に加え、ジャンク品の販売も開催予定。カメラやレンズなどメンテナンスに自信のある写真愛好家は覗いてみるとよいでしょう。実は会場内に設けられたジャンクコーナーは開催日までカーテンで仕切られているのですが、その隙間からチラ見できてしまうのはここだけでの秘密です。

カーテンで仕切られたジャンクコーナー。その隙間からは・・・。  ジャンクセールは11月19日(土)と20日(日)に開催されます。

上野クラシックカメラ博は11月22日(火)までの開催となりますが、ショップによっては状況に応じて商品を追加することもあるとのことですので、アメ横での買い物などのついでに覗いてみてはいかがでしょうか。なお、カメラ博会場も含む松坂屋上野店内はマスクの着用や手指のアルコール消毒のほか検温、小人数・短時間での利用、ソーシャルディスタンスが求められており、安心して買い物が楽しめます。

最後に会場内の様子と独断と偏見によるカメラの紹介などわずかですが、お伝えしたいと思います。なお、ここに掲載したアイテムは全て取材時のものであるため、その後売れたり、予約済みになっている場合があることをご承知置きください。

ミノルタ創立50周年を記念して1978に発売された50周年記念ボディの「ミノルタXD」。ちなみにXDは日本で初めて絞り優先とシャッター優先の両AEを搭載したカメラです。
カメラのゴーゴー商会(http://www.gogo-camera.com

沈胴タイプの周八枚「LIGHT LENS LAB 35mm f/2」。こちらは新品で、シルバーとプラックペイントから選ぶことができます。同社の通販サイトでは扱ってない、珍しいものとなります。
焦点工房(http://stkb.co.jp

通常のタイプとパンケーキタイプ、いずれも2,000円の定価がついてました。聞けば曇っているとのこと。ソフトフォーカスのレンズとして考えれば、安い買い物かも。
日東商事(https://www.nitto-camera.co.jp

日本人の超有名女性スキージャンパーが愛用することで、若い写真愛好家にも知られるようになったフジの6×9シリーズ。元々は営業写真館向けとするカメラです。
ペンギンカメラ(https://www.penguincamera.co.jp

整備済みの「オリンパスペン ワイド」。焦点距離は25mmのレンズを搭載するモデルです。ちなみに画角はフルサイズ判換算で35mm相当となります。
大塚商会(http://otsukashokai.co.jp

使いやすくて信頼の高いフィルムAF一眼レフといったら「ニコンF100」。ベテランから初心者までおすすめできるカメラです。この機会にぜひ!
ワカイカメラ(https://www.wakaicamera.com

豪華なゴールドカラーの「リコーオートハーフ E」。元箱や保証書なども揃っています。フィルムが高価な現在、ハーフサイズで撮るのもありかも。
矢倉カメラ商会

このような中古市でも滅多に見ることのない「ミノルタ-ER」。テッサータイプの「ロッコール-TD45mm F2.8」はその後、同名でSRマウントの交換レンズとしても発売されました。
カメラのヤマゲン(https://www.yamagen-camera.co.jp

「トプコン ユニ」と純正レンズ4本のセット。レンズは28mm、50mm、135mm、200mmとなります。オートが不良のようですが、この価格はとても魅力的です。
スズキカメラ商会(https://suzukicamera.jp

1957年発売の「リコーフレックス ダイヤL」。セレン露出カバーの裏にもカメラ銘が記されているのは珍しい。二眼レフマニアおすすめのカメラです。
ハヤシ商事(http://www.toshima.ne.jp/came_h/index.html

会場:松坂屋上野店 6階催事場(https://www.matsuya.com/ginza/events/2022/0818/camera-47/
会期:2022年11月16日(水)〜11月22日(火)
開催時間:10時00分から19時00分まで(最終日は16時閉場)

*情報は取材時のものです。会場を訪れる際は事前にご確認をお願いいたします。

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