昨日（5月18日）から東武百貨店 池袋本店 8階催事場で、写真機振興会主催「池袋クラシックカメラ博」が開催されています。このカメラ博はこれまで新宿や上野にあるデパートで開催されてきたもので、今回初めて池袋での開催となります。出店は同振興会に加盟するカメラショップなど17店舗。北は栃木から南は福岡まで選りすぐりのショップがブースを構えます。
会場内の様子。会場入り口および各店舗にはアルコール消毒液が置かれるなど新型コロナウイルス感染対策もしっかり施されています。「池袋クラシックカメラ博」は東武百貨店 池袋本店 8階催事場にて5月24日（火）までの開催です。入場無料。
初日オープン時の様子は、多くのカメラ愛好家が集まり会場内はとても賑やか。それぞれお目当てのカメラやレンズを探してブースを駆け回る姿が数多く見られました。出店するショップの担当者に聞いたところ、製造国やメーカーを問わず、またカメラ、レンズともよく売れているのが今回のカメラ博の特徴。市場ではフィルムの値上がり続いていますが、そんなことを忘れてしまうくらいの勢いとのことです。
5月20日（金）と5月21日（土）には通常の販売に加えてジャンク品の販売も行なわれるほか、5月22日（日）には写真家のトークショーも開催。さらに同じ催事場では「昭和レトロな世界展」と称するスーパーカーやカセットテレコなど昭和に流行ったものの展示会、ウルトラマン55周年を記念した「ウルトラヒーローズ POP UP STORE」なども開催されているので、合わせて会場内をのぞくとより一層面白いかもしれません。池袋クラシックカメラ博を含むいずれのイベントとも5月24日（火）までの開催となります。なお、カメラ博会場も含む東武百貨店内はマスクの着用や手指のアルコール消毒のほか検温、小人数・短時間での利用、ソーシャルディスタンスが求められています。
同時開催の昭和レトロな世界展ではスーパーカーの展示も。ミウラにカウンタック、そしてトヨタ2000GTと今見てもどれもカッコいい！
最後に独断と偏見によるカメラの紹介をわずかですが、お伝えしたいと思います。なお、ここに掲載したアイテムは全て取材時のものであるため、その後売れてしまったり、予約済みになっている場合があることをご承知ください。
珍しいブラックボディのミノルタ・ハイマチックF。他人とちょっと違う金属製コンパクトカメラで撮影を楽しむならコレしかありません。
カメラのゴーゴー商会（http://www.gogo-camera.com）
28mmに加え50mmの交換レンズも付属するキヤノン・デミC。ハーフサイズなので、1本のフィルムで2倍のカット数が撮影でき経済的。
日東商事（https://www.nitto-camera.co.jp）
カメラのヤマゲンでは、撮影の時やちょっとしたお出かけに便利なサコッシュ（新品）も販売。二眼レフのイラストも素敵です。
カメラのヤマゲン（https://www.yamagen-camera.co.jp）
マウントアダプターやMマウントレンズでお馴染み焦点工房では、特製のオリジナルストラップ（新品）も販売中。まとめ買いがお得です。
焦点工房（http://stkb.co.jp）
低価格帯のフィルムカメラがずらり！ もちろん完動品です。手軽にフィルム写真をはじめるにはちょうどよいかも。
愛好堂カメラ（http://aikoudou-camera.net）
Kマウントを採用するペンタックスの一眼レフ。マウントアダプターを介せばスクリューマウントのタクマーレンズでも手軽に撮影が楽しめます。
ステレオカメラ（https://stereocamera.co.jp）
OMシリーズが登場する以前のオリンパスフィルム一眼レフとなります。交換レンズも揃っているので、これでフィルム写真を始めてみるのもあり。
ワカイカメラ（https://www.wakaicamera.com）
ミノルタのハーフサイズカメラ、レポ。この時代の同社コンパクトカメラは、ミノルチナをはじめ魅力的なものが多いように思えます。
矢倉カメラ商会
日本人の超有名女性スキージャンパーが愛用することでよく知られるようになったフジの6×9シリーズ。元々は主に営業写真館向けとするカメラです。
ペンギンカメラ（https://www.penguincamera.co.jp）
かわいいフォールディングカメラ、コニレット2モデル。どちらも専用のパトローネを必要とするため、初心者にはちょっとハードルが高いかもしれません。
スズキカメラ商会（https://suzukicamera.jp）
カメラ関連の書籍や写真集など置いているショップも。欲しかった本が見つかるかも。
セキ写真（https://sekisyashin.jimdofree.com）
会場：東武百貨店 池袋本店 8階催事場（https://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/）
会期：2022年5月18日（水）〜5月24日（火）
開催時間：10時30分から19時00分まで
＊情報は取材時のものです。会場を訪れる際は事前にご確認をお願いいたします。
