本日発表! 「キヤノン/APS-Cセンサーを採用するEOS Rシステム『EOS R7』&『EOS R10』」

キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、APS-Cセンサーを採用するEOS Rシステム『EOS R7』と『EOS R10』、およびAPS-C専用のRFシステムレンズ「RF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と「RF-S 18-150mm F3.6-6.3 IS STM」を本日(5月24日)発表しました。

ハイアマチュアモデルとして位置付けされる「EOS R7」。

「EOS R7」の背面。サブ電子ダイヤルがマルチセレクターと同軸に配置されました。

ハイアマチュアモデルに位置付けされる「EOS R7」はAPS-Cサイズ有効3250万画素CMOSセンサーを搭載するRFマウントのミラーレス。映像エンジンはDIGIC Xとしています。電子先幕とするメカシャッターでAF/AE追従の場合最高約15コマ/秒を、電子シャッターではAF/AE追従で最高約30コマ/秒の撮影を実現。また、RAWバーストモードでは、シャッターボタンを全押しした瞬間の約0.5秒前から記録を行うプリ撮影モードも搭載しています。AFではトラッキングによる高い被写体追従性を誇るとともに、「EOS R3」で定評のある被写体検出機能「EOS iTR AF X」の採用も心強いところです。さらに5軸対応のボディ内手ブレ補正機構ISを搭載。すべてのRF/EFレンズで手ブレ補正が行え、手ブレ補正機構を内蔵するRFレンズの場合協調補正により最高8段の補正効果が得られます。小型軽量のボディに新しいサブ電子ダイヤルの採用など、ハイアマチュアモデルに相応しいカメラに仕上がっています。

スタンダードモデルに位置付けされる「EOS R10」。

「EOS R10」の背面。マルチセレクターを備えています。

スタンダードモデルに位置付けされるのが「EOS R10」。こちらはAPS-Cサイズ有効2420万画素CMOSセンサーを搭載するRFマウントのミラーレスで、映像エンジンはDIGIC Xを採用。電子先幕とするメカシャッターでAF/AE追従の場合はEOS R7と同じ最高約15コマ/秒を達成。電子シャッターではAF/AE追従で最高約23コマ/秒としています。シャッターボタンを全押しした瞬間の約0.5秒に遡って記録するプリ撮影にも対応。さらにトラッキングによるAFや被写体検出機能「EOS iTR AF X」の搭載についてもEOS R7と同様としており、クラスを超えたカメラとなっています。EOS Rシステムとは初となる内蔵ストロボを小型軽量のボディ搭載しているのも本モデルの注目点となります。

APS-C専用の標準ズーム「RF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STM」。左はレンズを収納したところ。

高倍率ズームレンズの「RF-S 18-150mm F3.6-6.3 IS STM」。右はテレ端としたときの様子。

EOS R7/EOS R10とともに発表されたのが、APS-Cフォーマット専用の標準ズームレンズ「RF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と、同じく高倍率ズームレンズ「RF-S 18-150mm F3.6-6.3 IS STM」の2本となります。いずれも小型軽量に仕上がっており、EOS R7/EOS R10での使用を考慮したものとなっています。手ブレ補正機構についてもどちらも搭載しており、RF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STMはレンズ単体で4.0段、ボディ内手ブレ補正機構を搭載したEOS R7との組み合わせであれば、協調制御により6.5段の補正効果が、RF-S 18-150mm F3.6-6.3 IS STMについてはレンズ単体で4.5段、協調制御により7.0段の補正効果が得られます。なお、自動的にクロップされてしまいますが、RF-SレンズはフルサイズのRFシステムカメラにも装着することが可能です。

詳細は下記サイトをご覧ください。
EOS R7:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r7/
EOS R10:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r10/
RF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STM:https://cweb.canon.jp/eos/rf/lineup/rf-s18-45-f45-63/
RF-S 18-150mm F3.6-6.3 IS STM:https://cweb.canon.jp/eos/rf/lineup/rf-s18-150-f35-63/

発売日と価格は次のとおりとなります。

ホトログ。では近々EOS R7とEOS R10、そしてRF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STMとRF-S 18-150mm F3.6-6.3 IS STMの実写レビューを行う予定ですので、どうぞお楽しみに!

キヤノン
https://canon.jp

*情報は取材時のものです。購入される際は事前にご確認をお願いいたします。

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