本日最終日! JCIIフォトサロン収蔵品展「空へーYS-11誕生60周年」

JCIIフォトサロン収蔵品展「空へーYS-11誕生60周年」/7月24日(日)まで

©️青木 勝

JCIIフォトサロンでは、来る2022年6月28日(火)から7月24日(日)まで、JCIIフォトサロン収蔵品展「空へ—YS-11誕生60周年」を開催します。
 戦後初の国産旅客機YS-11が誕生してから60年の節目にあたり、YS-11の力強い姿を中心に、空への憧れを追う作品をご覧いただきます。

 日本の飛行機開発技術は1940年頃に欧米の水準に追いつきましたが、敗戦後は研究も製造も禁止され、GHQによる再開許可は1952年3月のことでした。1957年に政府予算による中型輸送機の研究・設計が始まり、60席クラスの双発機YS-11の試作1号機が1962年7月に誕生したのです。YS-11の国内民間航空路線での営業輸送は1965年に始まり、惜しまれて引退する2006年まで活躍が続きました。翌2007年には、日本機械学会より機械技術に関わる歴史的遺産「機械遺産」の認定を受けています。

 本展では、日本全国に空港が次々と開港して旅客機が一般的になる1970年代に撮影された作品など41点(全てモノクロ)を展示いたします。機体のクローズアップや、雪上での離発着、大空を往く雄姿など、航空機写真の第一人者である青木勝氏によるYS-11の作品を中心に、紙飛行機遊びや模型飛行機など空に親しむ子どもたちの姿をとらえた作品もご覧いただきます。

展示点数41点(全てモノクロ)

(写真展案内より)

出品作家(出品点数)[五十音順]>
青木 勝(あおきかつ/18点)
1944年、埼玉県生まれ。1966年に東京写真短期大学(現・東京工芸大学)を卒業し、スポーツニッポン新聞東京本社に入社。1968年にフリーランスとなる。1970年に日本航空嘱託カメラマンとなって飛行機写真を撮り始め、以後グラフ誌を中心に海外紀行や飛行機の記事と写真の発表を続ける。写真集は、『JET JET JET』(スポーツニッポン新聞社、1975年)、『YS−11名機伝説』(講談社、2004年)ほか多数。


秋山武雄(2点)/ 石田 榮(1点)/ 稲村隆正(2点)/ 井上孝治(2点)/ 金城棟永(1点)/ 久保靖夫(1点)/ 椎名 誠(1点)/ 渋谷高弘(2点)/ 田澤 進(3点)/ 田沼武能(1点)/ 中谷吉隆(1点)/ 中西 浩(2点)/ 名取洋之助(1点)/ 飛彈野数右衛門(1点)/ 真継不二夫(1点)/宮崎 廷(1点)

会場:JCIIフォトサロン(東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル)
会期:
2022年6月28日(火)〜7月24日 (日)(月休館/祝祭日の場合は開館・入場無料)
時間:
10時00分から17時00分まで
https://www.jcii-cameramuseum.jp

*最新の情報を掲載するよう心がけておりますが、ギャラリー等の都合により会期等が変更になっている場合があります。ギャラリーホームページなどでご確認のうえお出かけください。

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