株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology (Venus Optics)社のカメラレンズブランド「LAOWA」の新機種「LAOWA Argus 28mm F1.2 FF」を2023年6月2日に発売すると発表しました。対応マウントはSONY FE/Nikon Z/Canon RF/Lマウントとなります。メーカー希望小売価格はオープン、市場予想価格は税込11万円前後の予定です。
「LAOWA Argus 28mm F1.2 FF」は6月2日に発売。市場予想価格は税込11万円前後
LAOWA Argus 28mm F1.2 FFの画角は75.4°。被写体のまわりの環境も捉えることができ、ストーリー性のある作品が撮影可能と言います。開放絞り値F1.2との組み合わせにより、背景をどれだけ鮮明に写すか、または背景をぼかして被写体をどれだけ際立たせるかなどより細かい表現が可能。フレーミングの柔軟性が高まり、ポートレート撮影、スナップ撮影、風景写真、星景写真など撮影の幅が広がるとしています。
重さは562g。無理なく携行できるため、旅先の大切な瞬間もカメラで記録が可能。開放F1.2という明るいF値により得られる浅い被写界深度で、被写体をくっきりと際立たせた幻想的な描写を演出できるとのこと。大口径ならではの美しいボケ味に加え、低照度下での撮影にも最適と言います。光学系は、2枚の超高屈折レンズと2枚の超低分散(ED)レンズを含む7群13枚のレンズ構成。 F1.2の絞り開放時においても隅々までシャープで優れた高画質な画像を提供するとしています。
「LAOWA Argus 28mm F1.2 FF」に付属するフードを装着した状態
「LAOWA Argus 28mm F1.2 FF」による作例
「LAOWA Argus 28mm F1.2 FF」による作例
<LAOWA Argus 28mm F1.2 FF MTFおよびレンズ構成>
<LAOWA Argus 28mm F1.2 FF 仕様表>
焦点距離 | 28mm |
画角 | 75.4° |
対応フォーマット | フルフレーム |
レンズ構成 | 7群13枚(ED レンズ 2 枚、超高屈折レンズ 2 枚) |
絞り羽根枚数 | 13枚 |
絞り範囲 | F1.2-F16 |
最短撮影距離 | 0.5m |
最大撮影倍率 | 0.073倍 |
フォーカシング | マニュアルフォーカス |
フィルター径 | φ62mm |
最大径×長さ | φ68.5×106.3mm |
質量 | 562g |
対応マウント | SONY FE / Nikon Z / Canon RF / L マウント |
株式会社サイトロンジャパン
https://www.sightron.co.jp
*情報は取材時のものです。購入される際は事前にご確認をお願いいたします。